蕎麦が好きな人が多いのは蕎麦屋の繁盛ぶりを見ればわかる
蕎麦が好きで蕎麦屋で蕎麦を食べる、あるいは自宅で蕎麦を食べる、
ということは多々あること
でも蕎麦が好きだから蕎麦職人を目指すという人は少ない
そば打ちを体験してみようとか、過去に体験したことのある人もいるだろう
実際に体験してみれば、蕎麦屋で蕎麦を食べた時のありがたみがよく分かるのだろう
体験しなくても手のかかることはわかる
そば職人を目指そうとしたら、蕎麦屋で修行するということが思い浮かぶ
今はインターネットが普及した時代なので、自宅にいながら学べるのかもしれない
まずは体験してみることが大切なので、そば粉を買う
そば粉のパッケージの裏には「手打ちそばの作り方」が記載されている
そのとおりにやってみれば誰でもできるはず
わかりにくければYouTube動画も参考にすることもできる
でも面倒だからやらない
それより「そばがきの作り方」の方が簡単そうなので、蕎麦がきを作ってみる
そんな人も自分以外にもいるはずだと思う
作ってみると思っていた以上に美味しい
なぜ、蕎麦屋のメニューに蕎麦がきがないのだろう
店によってはあるだろうがほとんど見かけることはない
やはり蕎麦というのは麺でなければという想いのひとが多いのだろうか
そば職人の腕の見せ所がなくなってしまうといったような考えがあるのだろうか
長年、そば打ちに没頭してきたことで、蕎麦がきなど眼中にないのかもしれない
蕎麦がきを作って食べて以来、個人的には麺で食べるより美味しいと感じている
小麦粉が入っていないからとも言えるかもしれないがそれだけではない
ここ数年は十割蕎麦しか食べていないが、今は麺よりも蕎麦がきの方が良いと思っている
好みの問題なのかもしれない
世の中の多くの人は蕎麦は昔ながらの麺なのだろうか
それより
蕎麦屋のメニューになければそんなものがあるとは知らない
蕎麦がきを食べたことのない人の方が多いというだけかもしれない
蕎麦がきを食べてみて美味しいと思ったら、蕎麦がき職人を目指す
そんな選択肢があってもいいのではないだろうか