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目指すべきもの

人はそれぞれ何かしらの目標に向かって進んでいると思う。 何の目標もなく生きていたとしても無意識のうちに何かしら目指しているものがあったりするのではないだろうか 。 時には目指しているものが変化することもあるだろうし、 いつの間にか目標を見失ってしまうこともあるだろう。 今の自分は過去の自分が目指していた姿なのだろうか 。 あまり堅苦しく考えずに、でも時には真剣に『目指すべきもの』について考えてみたい 。 そんなことを思いながら始めてみたブログです。

MADE IN JAPAN

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MADE IN JAPAN

今、身の回りにMADE IN JAPANの製品はどれだけあるだろうか

特に何の表記もないものもあるが、
MADE IN JAPANまたは日本製の表記のあるものはほとんどないような気がする

日本国内で購入した日本のメーカーの製品でもMADE IN JAPANではないものが多い


念の為、いくつか確認してみた

中国製9、日本製5、その他2

他にまだ確認していない製品の多くはMADE IN CHINAだと思われる

殆ど無いかと思っていたが意外にMADE IN JAPANが多かった



日本製であるかどうかを購入時の基準にしているかどうかによって変わってくるのだろう

商品そのものと価格によって選ぶなら、日本製でも中国製でも気にしない

日本のメーカーであるかどうかは気にしている

国内メーカーであれば国内で製造していると思い込んでしまっていることもあるように思う


中国人が日本の家電製品などを買い漁り帰国してからMADE IN CHINAの文字を見てがっかりしたなんて話もあった


日本製が良くて中国製は良くないなどと決めつけるわけにはいかない

どこで作られるかよりどのようにして作られるかの方が重要かと思う

しかし、どのようにして作られているのかはなかなか知ることはできない



  • 日本の工場と中国の工場

日本と中国の大きな違いとして国土の広さがある

国土が狭い日本では工場用地として使える場所が限られている

住宅街や農地に工場を建てることは難しい

工場を建設できる場所に住宅が建設されてしまうこともある

それによって少なくなった工場用地が更に減ってくる

その周辺の工場は周辺への配慮の必要に迫られそれまでより制約が強まってくる

工業用地なのだから本来住民側が我慢すべきことでも実際は真逆に工場側が我慢することも出てくる

例えば、住民への訪問客が工場前に違法駐車をするような場合
本来であれば有料の駐車場に車を停めて訪問先へ向かうべきで、もしも路上駐車をするならば訪問先の前にするべきである

工場側は主に内部で働いているので外のことはわからない

周辺に共同住宅が多いと工場前に違法駐車されていたとしてもどこの誰なのか見当もつかない

特に気にすることでもないように思えるが実際は違う
荷物の搬入出のためのトラックが工場前に車を停めることができない
それによって届くはずの荷物が届かない、荷物の出し入れができない、その後の忙しくなる時間帯にその時間のしわ寄せが集中して、本来ならこなせるはだった業務に支障が出る、その他様々な問題が起きてくる


騒音に対してのクレームなど

住居専用地域ではなく工業地域なのだから、基準を超えるような騒音でなければ住民側がある程度の騒音があることを理解して住むのが本来なのである
不動産屋が十分な説明をしているのだうかと気にしてしまうこともある
契約者に対して説明していたとしても工業地域では当たり前と言える程度の騒音に対してクレームをつけるのは直接の契約者でないことが考えられる

このようなことから少しずつ工場が減っていくのだろう

そしてもうひとつ大きな問題として環境問題がある

1964年の東京オリンピック前後の高度経済成長期には急速に工業が発達したことで深刻な公害病が引き起こされた

この後、大気汚染防止法、水質汚濁防止法が厳しくなった

しかし中国ではPM2.5が問題になった後で、日本より50年近くも遅れて環境関連法の規制が強化された

規制がゆるいからと言う理由で中国産が増えていたとしたら問題なのだが、実情をすべて確認することは難しい



  • 今後MADE IN JAPANは増えるのか減るのか

個人的にはもっと増えてほしいと思っているが、

MADE IN JAPANが増えるジャンルと減るまたは変わらないジャンルがあるように思う


工業製品だけではなく、農産物などの輸入品も多くなっているのが現状だ

日本の農業も高齢化や後継者不足が問題となっているので、今のままでは年々国産の農産物は減って行きそうな気がしている


結局は今後どれだけ日本国内産を目指す企業・組織・個人が現れるかによるだろう


一次産業、二次産業に魅力を感じない人が多いということもMADE IN JAPANが減る原因となっているはず

企業・組織がこうした点を改善できれば変わっていくだろう

今も昔も仕事を選ぶ時には、勤務時間・賃金・仕事内容などの労働条件が中心になっている

もっと大きな産業としての魅力や組織とそこで働く者たちの未来像などで仕事を選ぶことが極端に少ない

でも組織まかせにしているだけではダメであって、自らの意思でなんとかしたいと立ち上がれる個人の力が最も必要とされるのではないだろうか



MADE IN JAPANが減っているのは日本が衰退しているのではないかと思うことがある
製造の外部委託と考えればそんなことはないのだが、産業の根幹とも言える一次産業、二次産業が減りすぎるのは好ましいとは思えない



MADE IN JAPANを目指そう!


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